サイトポリシー 【先進医療×地域ケア】札幌ナース転職ガイド

医療事情を踏まえて理解する先進医療の仕組み

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先進医療とは?

先進医療とは?

先進医療の基本的な仕組みや注意点について、具体的に見ていきましょう。

新しい医療技術「先進医療」

先進医療とは、公的医療保険の対象となるかどうかを評価する段階にある高度な医療技術のことです。厚生労働大臣が指定した医療技術を対象としており、「安全性や有効性を確認しながら、将来的な保険適用の可否を検討するための医療」と位置づけられています。
先進医療を実施できるのは、国が定める基準を満たした医療機関に限られます。また、医療技術ごとに認定が必要であり、実施後も定期的な報告を行いながら治療効果や安全性の評価が続けられます。
2026年6月時点では72種類の先進医療が認められており、医療技術の進歩に合わせて新たな技術が追加される一方で、有効性が認められて保険適用となった技術は先進医療の対象から外れる仕組みとなっています。

先進医療にはAとBの2種類がある

先進医療は、「先進医療A」と「先進医療B」の2つに分類されています。
先進医療Aは、原則として厚生労働省が承認していない医薬品や医療機器を使用しない医療技術です。未承認の検査試薬などを用いる場合でも、人体への影響が極めて小さいものが対象となります。
一方、先進医療Bは、未承認の医薬品や医療機器を使用する医療技術が中心です。また、技術的な成熟度が十分でないことから、限られた医療機関のみで実施される治療も含まれています。そのため、先進医療Bは先進医療Aと比べて保険適用へのハードルが高いとされています。

代表的な先進医療の例

先進医療Aの代表例として、陽子線治療や重粒子線治療が挙げられます。これらは主にがん治療に用いられ、病変部に集中的に放射線エネルギーを照射できるため、正常細胞への影響を抑えながら治療を行える点が特徴です。基本的には公的医療保険の対象ですが、適応外となる部位については先進医療として扱われます。また、家族性アルツハイマー病に対する遺伝子検査も、先進医療Aに含まれています。
一方、先進医療Bでは、未承認薬を活用した治療や腹腔鏡下センチネルリンパ節生検などが実施されています。
いずれも高い専門性が求められるため、実施できる医療機関は限られています。

先進医療を受ける際の注意点

先進医療は最先端の治療を受けられる可能性がある一方で、治療費は原則として患者自身が負担しなければなりません。そのため、費用面の負担が大きく、実際に先進医療を受ける人は多くありません。また、実施できる医療機関が限られていることから、誰でも気軽に受けられる治療ではないのが現状です。こうした費用負担に備える方法として、民間の医療保険に付帯できる「先進医療特約」があります。比較的少ない保険料で加入できる商品も多く、先進医療に関心がある場合は事前に確認しておくと安心です。
厚生労働省では先進医療を実施している医療機関を一覧で紹介していますので、気になる人は以下よりチェックしてみてください。

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